‐生命‐
荷物をまとめていた、その時…私の携帯がなった…。けんからだ。『はい…。』『もしもし?体の具合は、どう?』『大丈夫。今日退院だから…』電話は、2分くらいで終わった…。
私は、先生から言われた事をけんに言えなかった。
私は、妊娠していたのだ…
‐別れ‐
妊娠したことをけんに言えないまま1ヵ月がたった…相変わらずけんからの連絡は、なぃ…。私は、悩んでいた。私たちは、もう出会った頃みたいな関係には、戻れない…。お腹の子のことは、黙っていたほうがいいのかもしれなぃ…。毎日そんな事を考えていた…。私は、けんとの別れを決めた。けんに電話をし、今の気持ちをすべて伝えた…。けんは、黙って話を聞き。最後に『ごめん』と言った。私たちは、終わった…
‐決意‐
私は、結局子供の事をけんに話せなかった…。
私は、この子と二人で生きていく事を決めた…。
親に話したら、最初はひどく怒っていたけれど…私の決意がかたいのが伝わったのか、頑張りなさい。と応援してくれた…。
‐現在‐
私は、事情を話お店をやめた…。
一人で暮らしていたアパートも出て、実家に戻った。今は、ただ、ただこの子が無事に生まれてくることを願っています。
すべてを失ってもいいと想うくらい愛した人の子…。私は、彼の子を妊娠出来たことを嬉しく想います。
彼との出会い。彼との時間。彼と愛し合った事。彼の子を妊娠した事。私は何一つ後悔していない。
彼には幸せになってもらいたい。
お腹の中にいるこの子は、きっと幸せにさせる。
私のすべてをかけて!
‐完‐