Reborn ― エピローグ

朝倉令  2006-03-12投稿
閲覧数[1005] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「由美ちゃん、いえ、『詩織さん』とお呼びした方がいいわね。 私たちは事務局の者です。
 あなたにご迷惑をおかけしたお詫びに、詩織さんが愛する方と結ばれるまで私共でお世話する様に、クロガネのほうからも依頼がありまして。 
 とりあえず、式が滞りなく終わるまで山内家の家族として、今まで通りやっていきましょうね?」


アタシはただ呆然としていた。





パッフェルベルのカノンが演奏される中、アタシは新郎の令に囁いていた。


「何だか、アタシ達ってドラマチック過ぎて、マンガみたいね」
令はいつもの様に穏やかなほほ笑みを浮かべている。

「いや、それを言うなら事実は小説よりも奇なりってヤツだろ?」

 END


 

 この物語を、亡き妻に
 捧げます……

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 朝倉令 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ