パーティーLife

徳田 Zen  2007-08-31投稿
閲覧数[483] 良い投票[0] 悪い投票[0]

友達・・・。
そうだ。
しーちゃんは、あたしの大切な友達。


「何言ってんのよ、しーちゃん。
一時的な気の迷いで、あたし達の友情が壊れるわけないでしょう!」

あたし、何言ってるんだろう・・・。
そんなこと、言いたいわけじゃあないのに。

「一時的な気の迷い・・・。
奏ちゃん、退けてもらえるかな。」

しーちゃんはそういうと、あたしと一度も目を合わさずに2階のゲストルームに行ってしまった。

あたしはソファーに座りながら、しーちゃんのことを考えていた。


気がつくと、あたしはソファーで寝ていた。

あたし部屋にあるはずの、タオルケットがあたしの体に掛かっている。

キッチンのほうから、パンの焼けるイイ匂いがしてきた。

しーちゃんが、作ってくれているのかな?

あたしは恐る恐る、キッチンにいった。


「あら、奏ちゃん。
おはようございます。」

「ゆかりさん!?」

「そんなにびっくりして、どうしたの?
わたしが美人だから、驚いてくれたかしら?
それよりもうすぐご飯だから、健二君呼んで来て欲しいの。」

「しーちゃん呼んできます。」

2階のゲストルームに行く足取りは重く、普段の倍以上時間がかかるように感じた。



Next

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 徳田 Zen 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
〇beauty hand〇
海外セレブに人気


▲ページトップ