僕は一人病室の外に取り残されその場につっ立っていた。 僕はどうしていいのか分からずとりあえず家に帰った、帰ると同時にお婆ちゃんの声が響いた、「将太!?」「ただいま。」「あんた病院にいるって言ってたが、どこか悪いのかい?」お婆ちゃんの目には涙が浮かんでいた、「大丈夫、少し寝る。」僕は梓の事をお婆ちゃんに話す余裕もなくお婆ちゃんの心配そうな視線を感じるがうつむいたまま仏壇の置いてある部屋で少し眠りに就いた。 僕は相当疲れていたのか目を覚まし時計を見ると時刻は夜中の1:30分を過ぎようとしていた。
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