パーティーLife

徳田 Zen  2007-09-02投稿
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トントン。

あたしは、2階のゲストルームのドアを叩いた。

しーちゃんと顔を合わせたくなかったのでドアを開けずに、
「しーちゃん、ゆかりさんが朝ごはん作ってくれたよ。
早く、下に来て。」

と、あたしは言った。

ドアごしで、
「今、行く。」

と、しーちゃんが返事した。

ゆかりさんが居てくれたおかげで、なんとか自然な感じで朝食を食べることができた。

でも、昨日のままってわけにはいかないよね。
話すきっかけが・・・。
あっ、誕生日プレゼント渡してきっかけ作ればいいかな。

あたしは自分の部屋に行った。
しーちゃんへのプレゼントを持った時、重さに違和感を感じた。
ラッピングを開けると、真っ赤なハートのネックレスが出てきた。

トントン。

「ちょっと、いいかな?」

しーちゃんの声が、ドアの向こうからした。

「はーい、どうぞ。」

ガチャ。

しーちゃんが、あたしの部屋に入ってきた。

「あのさ・・・。」

「ごめんなさい。
あたしは、しーちゃんこと・・・。」

「待って!
僕はやっぱり、奏ちゃんの事好きなんだ。
でも今まで、年上の女の人としか付き合ったがないから・・・。
正直、自信ないんだ。」

そういうとしーちゃんは、あたしを抱き寄せた。



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