カテーテル入院したのは舞桜が生後3ヵ月の時。
舞桜はまだ赤ちゃんだったので入院中ずっと付き添いが必要なのだ。
入院期間は1週間の予定。
里桜は実家に預け、私が舞桜に付き添った。
カテーテル検査の日
眠くなる薬を入れ、眠っている間に検査をする。
ただの検査だというのにすごく怖かった。
不安でたまらなかった。
検査は全体で2時間ぐらい。
2時間後、部屋に帰ってきた舞桜の寝顔がたまらなく可愛かった。
不安が一気に吹き飛んだ。
その後、検査の結果を聞いた。
難しい映像を見せられるがよくわからない。
先生が言うには、心臓に2ヶ所穴があるけどどちらとも閉じた様子はない。
手術しましょう…
私は涙をこらえ、
「手術で治るならしてもらえることが幸せなんだ」
そう言い聞かせた。
翌日、先生が部屋に来て
「今週の金曜日、手術のキャンセルがあって舞桜ちゃんの手術をしようと思いますが都合はどうですか?」
金曜日って2日後…
急すぎる。
でも私は早く舞桜を元気にさせてあげたかった。
私は先生に手術をお願いした。
手術をすると1ヵ月は入院になる。
その間、里桜はずっと実家。
里桜にも私の両親にも主人にもかなり迷惑をかける。
でも舞桜の心臓が治るなら!
手術前日
外科の先生から話があった。
個室に私と主人だけが呼ばれ難しい話を色々された。