私は、東堂珈弥(トウドウカヤ)17歳の高校二年生。彼氏はいる。二ヶ月前告白された。今はまだキスまで『珈弥の心の準備が出来るまで待つから無理するな』といってくれている。そんなところが大好きなのだが…………。
珈弥は、不良達が固まっている場所をスッと通りすぎた。そして、駅の階段を上ろうとした時……
ドンッ
「な、なに?!」
珈弥が通ろうとした時一本の手が通せんぼした。
「ここから先は、行かせない…!」
「と、通して!」
「行かせないと言ったろ??」
「んぐっ!!」
珈弥の口を無理矢理塞いだ。そして男の腕の中に倒れた。
「これでお前は、俺の物だ…」