明日晴れるか分からない曇り空を見上げながら、通学路を駆けていった。 不確かで掴めない明日が来るのか不安で、泣き出したくなるくらい怖かった。 そんな時はギターを握って、不条理な世界を歌うんだ。 声が枯れるまで、手が真っ赤になるまで…。 手を伸ばしても届かない君を、心の中で何度も叫ぶんだ。 実らない想いをピックに乗せて、頑固なロックを歌うんだ。
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