パーティーLife

徳田 Zen  2007-09-03投稿
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PiPiPi・・・。

あたしの携帯が鳴った。

「奏ちゃん、電話に出たほうがいいよ。」

そういうとしーちゃんは、あたしを抱き寄せた手を離した。

「もしもし・・・。
福城、何かあった?」

「とりあえず、佐倉の家に来て欲しい。
ゆかりさんに車出してもらって、3人でさ。」

福城はいつになく、動揺している感じだった。

「わかったよ。」

「わけは後で・・・。」

そういう福城は、電話をきった。

「しーちゃん、急いで出掛ける準備して。
福城が動揺してたし、なんかあったみたい。」

「わかった。」

そういうしーちゃんは、あたしの部屋から出ていった。

あたしはワンピースを着て、バッグに携帯と財布と真っ赤なハートのネックレスを入れて部屋を後にした。
ゆかりに車を出してもらって、真紀の家に急いだ。

ゆかりさんは真紀の家の近くの駐車場に車を止めた。
あたしは、そこから走って真紀の家に向かった。

真紀が玄関先で、座って泣いている。

「真紀・・・。」
「かな・・で〜。
兄貴にはさっちをとるって言われるし、みんなから悟さんの事諦めるように説得されちゃって。
あたし、結衣さんに勝てないのかな?」

真紀はそういうと、あたしに抱き着いてきた。



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