私は雨が大っ嫌い。 だって雲が泣いてるみたいやん。 こっちまで泣きたくなる。 ―よし、じゃあ勝負しよう! もし私があんた達の涙に少しも濡れないで家まで帰れたら、笑いなさいよ? ――約束やからね!! 負けるなんて当たり前。 だけどさ、そんな滑稽な私を見て、雲が笑ってくれたらいいなって思っただけ。 ははっ。 バカみたい。
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