「んっ……こ、ここは……………どこ……?」
珈弥が目が覚めると真っ白なのベットに寝ていた。…いやベットだけではない…壁紙、タンス、ジュータンすべてのものが白だった…。そして珈弥が着ている服までも純白だった…。
「な…なにこれ…」
ガチャ…
「目が覚めるたかな?」
パタン…
「あ、あなたは?」
「俺か?俺は、新城隆也[シンジョウタカヤ]だ」
「ここは?」
「……今その質問今は答えない」
「…えっ?」
ガチャ
パタン
ガチャン
「か、鍵?」
隆也が出ていった後、鍵をかける音を聞いた。
「家に…帰りたい…」
ベットに俯せになって泣いた。
隆也の部屋
「もうすぐだ………もうすぐで珈弥は、俺だけのものに……フッ…フフフフフフ………アハハハハハハ……」
隆也の部屋には、パソコンが数台あった。
誰もいないトイレ
誰もいない着替え場
誰もいないお風呂
そして珈弥がベットに俯せになって泣いている映像……。
そして部屋の壁には、珈弥の写真が貼ってあった………。
「もうすぐ……もうすぐだ…………フフフフフフフフフフフフフフフフフフ……」