24『自己嫌悪』 あの男に気を許した私が 馬鹿だったんだ。 小学生だった私は母が好きなあの男に気に入られなければと、子供なりになついたり甘えたりしてた。弟と取り合いになるくらいに。 私達は、母がいない夜に相手をしてくれる大人が家にいてくれるのは嬉しかったのだ。 あの男が二段ベットの下の弟と添い寝をする。 羨ましいと思った私が馬鹿だったんだ。 寝静まった頃あの男が私のベットに入って来た。 そこから私の地獄が始まった。 今でも地獄は終わらない。
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