ヤス#147

チャーリー  2007-09-07投稿
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ヤス#147
「凄かったらしいな…あっという間に三人を倒したそうじゃないか」
「えっ?」
「妹の裕子が…凄い喧嘩を見たって言っていたんだ…で、裕子は後になってから思い出したらしいんだが、女の子の一人がここの恭子ちゃんに似ていたと言うんだよ。やっぱり、そうか…お前、ウチに来ないか?」
「あーっ!…駄目ですよ、親分さん。やっちゃんは大切な預かり者なんですから…駄目、ダメ!」
「うあっはっはっ!女将さん、まあ、そう言うな」
「クスッ…やっちゃん。主人の言う事は聞き流すのよ…そう、あなたがねぇ…。宜しくね、やっちゃん。純子です」
「あ、はい。こちらこそ宜しくお願いします」
「それにしても良い青年ねぇ」
「でしょう?私がもう少し若かったら、やっちゃんを口説いているわぁ」
「まぁ!女将さんったら…でも…私も口説いちゃうかなぁ…」
「こらこら!おばさん二人で何を言いだすんだ」
「あらっ、あなた…おばさんは失礼よ!」
「おばさんはおばさんだ。なぁ、ヤス」
「母さん…」
「えっ?」
「あっ…すみません…死んだ母さんにそっくりだったもので…」
「私…が?」
「はい…名前も…同じ純子です」
「まぁ!…それ、本当なの?やっちゃん」
「はい」

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