「きゃああ!!」
さきは、相手の能力がわかってるとはいえ、それの解決法がわからなかった。
「威勢がいいのは、初めだけかなぁ?なんだ。つまんねーの。」
「うるさい!!まだ、あきらめた訳じゃない!!」
「ほぅ・・・。その減らずの口がどれだけたたいてられるかな!?」
猛は、さきに手をかざすと
「ジ・エンド。」
と、呟いた。
「いっ・・・。」
言葉にならない。何かが飛んでくるのは感じた。感じたが、あまりにも殺気立っていた。
ドオンッ!
爆発音にさきは巻き込まれた。
「さき!?」
勇は、爆発音に気づいた。
(なんか、あったんか!?でも、相手も超能力じゃあ、さきには不利か。さきは、体術の使い手
やからなぁ。)
勇は、考えながらも良の治療をしていた。
「んっ・・・。」
「良!!」
「ゆ・・・う?なんで・・・ここに?」
「はよ、起きんかい!!」
パチンッとビンタをする。
「いってぇー!!なにすんだ!!」
「さきが!!大変やねん!!」