マモルは、とりあえず
目の前にいた人に声を
かけた。
「すいまそ〜ん!まず
何をすればいいので
すか?教えてください」
声をかけられた相手は
表情を変える事なく、
カチャカチャと音をたて
ながら、頭上に漫画に
出て来る様な吹出しを
表示させ、そこに文字
が浮かび、声はなく、
まるでチャットの様に
返事をくれた。
「私も始めたばかり
でわかりません><」
なんぞこれ!俺も頭に
吹出しでるのかな?
「そですか、ども^^」
あれ?でないな、
まぁいいか!しょせん
吹出しなんて飾りだ!
そして、今度は別の人
に声をかけた。
しかし相手は無反応
であった。
無視かよ!ハゲてるからか知らねーが必要以上
恋人未満に頭光らせ
やがって!けしからん!
マモルは、ハゲと
オデコの微妙な境界線
を平手でペチペチと二度
叩きながら
「おい!返事しろよ!
おいこのムキタマゴ!」
と絡んだ。
すると、そのムキタマゴは
「ようこそ!サンバンシボリタウンへ!村長なら西に8歩進んだ所で、ウンコ座りでナンパしてるぜ!」
「ぬおっ!」
マモルは一瞬驚いたが
即座にヒラメキ推理を開始
した。
?頭の光はハゲだから
ではなくNPCだから
なのだ!
?ダブルクリックの変わり
に頭を二度叩くと
反応するのだ!
?サンバンシボリ?1番2番も
あるのか?ビール飲みてw?タウンなのに村長とか
テラワサビ!ぁー誤爆ねw
?村長は元ヤンキー^^
?次回予告!村長は店長だった!?
つづく