別れの原因は,私があなたを信じれなかったことだった。ただそれだけだった・・・・単純なことだったが中学生の私にとっては,とても大事なことだった。でも,私があなたを信じれなかった事は,私も悪いんだと別れてから思った。少し言い訳になっちゃうけど,あなたに何度かつかれた嘘が原因だったんだよ。 クリスマスの2日前私は,あなたに別れを手紙で告げた。「いきなりこんなてがみだしちゃってごめんね。別れよう・・・・クリスマスの2日前にごめんね。あなたには,私なんかよりいい人がみつかると思います。じゃあ・・・・バイバイ・・・・」って書いた。あなたが塾の机の上で寝てる横においてきた。私は,手紙を置いた後,猛ダッシュで走って家に帰った。理由も分からないまま走って走って走りまくった。家に帰ってみるとあなたの為に編んでた,灰色のマフラーがぽつんと机の上に置いてあった。私は,そんなマフラーを見て,なぜか涙があふれてきた・・・・『これでよかったんだ。』と何度も自分にいいきかせた。今さらあの時間に帰れない。と思った。私は,あなたの事嫌いになったんだと思ったけど違ったみたいだった・・・・。そんな気持ちに気付いたのは,別れてから1ヵ月がたった頃だった・・・・。