「え〜っ!亜美。信じられな〜い。手から惚れるなんてサ〜」
亜美の休日は 決まって 近くのオープンカフェで 友達の佳奈と遅い朝食をし 気ダルそうに話す。それに比べ 親友の佳奈の朝からのテンションの高さと言ったら 近所の八百屋のおばさんなみだ。口の端に白く泡立ててまで話すんだもの。
「でっ?でっ?どうなのよ〜やっちゃったの〜っ?」あ〜あ また 学生みたいな事、聞いてくるし。
「だ〜か〜ら〜ぁ佳奈〜落ち着いて話してって〜私〜ぃヤッちゃったよ」
「えっ〜〜ぇえ!で ? で?」と佳奈は 足まで バタつかせてるし。
「それがさ〜私〜ぃ今までセックスが良いもんだと思った事なかったのよね〜前にも言ったでしょ。気持ち良いってどんな感じなのか!わかんないって」
「で!何?素敵な手の彼で初めて良いものだって知ったって感じ〜ぃ? それってサ〜彼が単なる遊びなれしてる 素敵な手君なんじゃない?」
「素敵な手君ってっ。ぷっ・・・名前 言ってなかった? 神谷 文 そう 神谷ホームセンターの二代目。そう 神谷さんが 私の休んでいた感覚を覚醒させてもらった。って感じぃ!佳奈は鼻からアイスティーを噴き出しびっくりしてた。