梓は思い切り窓を開けた【ガラッ】「将太!!」「シー!声がでかい!」大声で僕の名前を呼ぶ梓を僕は右手で制した、「行くよ!おいで!」僕は制した右手をそのまま梓に差し出す、「行くって、どこに?」心配そうに梓は言った、「星!約束したろ?」梓は一瞬だけ夜空を見て嬉しそうに「うん!」と言って僕の右手を握り窓から中庭に飛び降りた、「乗って!」僕は自転車のサドルを叩きながら言った、勢い良くサドルに乗った梓の体重を感じながら夜の道を思い切りこぎ始めた。 病院を少し進み梓が言った「なんか犯罪者みたい。」
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