って来た「ねぇ、綺麗だね」梓の手が優しく僕の右手を包む「うん、そうだね」「よいしょ」そう言って梓は僕の手を握ったまま寝転んだ、僕も梓に手を捕まれているので自然と寝転んだ、「後何回見れるかなぁ」梓は呟いた「何回でも見れるさ、何十回、何百回、何千回、何万回、この地球から星が無くなるまで何回でも。」「死んだら星になるって本当かな?」梓は顔を僕に向けていった、「それは分かんないよ。」一瞬胸がドキッとしたが冷静に星に顔を向けていった、「私も死んだら星になるのかな?もしそうだったら私…」「それ以上言うな!」