運命の胎動
PM2時
???ビル
本会議所
……
?「……なるほど………このHz波…あのヤロウ………遂に選んだか……。」
?「シェイドとコジンカが傷だらけで帰って来てたな。」
?「全く…だらしない…まぁ…あれでも2ndクラスの実力を誇っているのだがな。」
?「ケッ!戦いに対しての意欲が足りねぇんだよォ!」
?「………何なら……貴様が行っても良いんだが…?バルハラよ……。」
バルハラ「良いのかァ?殺しちまうぜ?」
本会議所のテーブルは円の形をしている、その周りを囲むように、螺旋状のにイスが並んでいる、階級が高い順から高いイスに座っている。
そして、そのテーブルからモニターが現れる。
?「貴様達、見てくれ。」
?「コイツが今回、俺達が殺す相手、だナ。」
?「何か弱そーだね〜。」
?「いや、あなどるな、今回の奴には…バスターが付いてるんだな、これが。」
バルハラが、うなずきながらある事を口にする
バルハラ「バスター………と言えば……ジェイドは何をやってんだ。」
?「元、を付けなよ、ホーント、あんたって頭悪いわねぇ!キャハハハ!!」
相づちを打った瞬間、バルハラがその少女(?)が座っているイスに飛び付く。
バルハラ「あぁあぁ!!??もう一度言ってみろコラあ!!!ベル!!貴様八つ裂きにするぞぉ!!?」
バルハラの叫び声が、部屋にこだまする。
ベル「あーら?聞こえないの?お・バ・カ・さん 」
ベルがまた挑発する、そして、バルハラがまた叫び声をあげると
?「………五月蠅い……やめろ…。」
一番上に座っているリーダーらしき人物が、発言するが、まるで聞いていない。
………
?「五月蠅いと言ってるだろ………!」
急に二人が凍ったように、動かなくなる。
?「………どした?……早く席に付け……バルハラ・エビルガ……!」
バルハラ「……は……はい……。」
まるで大人しくなった獣になったバルハラが席に付く。
?「……オホン……まぁみんな……目の前にコーヒーが置いてあるだろう?飲みながら聞いてくれ……。」
バルハラが一気に飲み干し、すねた顔でおかわりを召し使いに頼む
?「………じゃあ良いかね………実はね……禁忌始末者を無断で作ってる奴がいる、名は…………」
?「No.0、コスカだ……。」