片思いの先は…3

梨央  2007-09-16投稿
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あの日から3日目。
親友の「舞希」にも話した。

凄く驚いていたけど、「応援するから!」
と言ってくれた。



そして今日、1週間後に控えた体育祭の役員決め。

担任の、
「今日は、役員を決めるぞ!」

の一言。と同時に、女子からの猛抗議。

「面倒くさ〜い!」


「静かにしろ!まずは選手決めだな。」

お構いなしに先生は進める。



「100m走は…宮下!お前走れ!」


はっ?

「何であたしなの?」

「お前が一番タイムが速いからだよ。頼んだぞ!」



体育祭は座って見たかったのに!!






選手決めが終わり、次は役員決め。一人一つは役員がある。



私は普段、保健委員。当然、「救護」だ。



最悪。一緒の人もあまり喋らない人。その上ケガ人の看病。有り得ない!!




「担当佐伯じゃないじゃん。」


舞希の一言で慌てて分担表を見る。

そこには
「佐伯」の文字はなく「前田」の文字。


「誰だよ。前田って」

「この前来た新任。紹介されたじゃん!」


「知らない。だって佐伯先生で頭がいっぱいでさ…」

「あんたは馬鹿だ!」
と、舞希はあたしを叩いた。



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