サ イ コ

カエル塩  2007-09-16投稿
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運命の胎動[2]
サイコ「ん〜……ん………ん?朝か…。」
伸びをしながらベッドから降りる
サイコ「あんれ?まだ寝てんのか?」
クリスとヴァイスはまだ熟睡している。
セイムは、どうやら朝飯を買いに行ったようだ、寝巻がたたんであり、靴も無い。
サイコ「………顔洗って…歯ぁ磨くか……。」
………
鏡の前に立つと、サイコは驚く。
サイコ「あ…!?俺……若い……!」
そう、実はサイコは自分の事を大人だと思っていたのだ。
だから、鏡を見て、自分の顔が若いのが信じられないらしい。

サイコ「………折角……酒とタバコ出来ると思ったのに………。」
ボソッと口ずさむ クリス「あれぇ?何やってるの?顔洗ったら早くしてよー。」
突然、クリスの声が後ろから聞こえた
サイコ「っ!!!ぅっ!わあぁあぁ!!!び、び…びっくりした〜。」
セイム「ただいまっ。」
セイムが帰って来た。
手には、チューブ型の食料と、水を入れれば完成するラーメンを買って来たようだ。
クリス「わあ!ありがとう!サイコ、早く歯を磨いて!」
サイコ「っせぇな…わかったよ…。」
ヴァイス「……何事だ…?まるで石油を発掘したようなこの騒ぎは…。」
サイコ「石油発掘したら今ごろ嬉しさど発狂してるよ。」
………
一同「ご馳走さま。」
セイム「さあて、新しい服とか買って、Dエリアに行くか…。」
サイコが、突然「あっ!」と言って、バッグに向かう。
サイコ「そういえば俺達端末をもらったんだよな、ルルスさんから。」
ヴァイス「今どこに私達はいるんだ。」
サイコ「おっ、ラッキーじゃん、すぐそこのビルのしたがDエリアのプロテクトエリアだよ。」
突然、端末が鳴る。
端末から映像が出て、そこには、ルルスが映っていた。
ルルス「みんな……大変な事が起きたの……良く聞いて……。」
ルルスがやつれた顔で深々と溜め息をする
サイコ「どうしたんですか?ルルスさん。」
クリス「…病気ですか…?」
ルルスが首を振る。






ルルス「実は…………そうね………。」







ルルス「単刀直入に言うわ。」




……


サイコ「え!!!!!?」

セイム「本当か!?!」

ルルス「ええ……ジェイドが……死んだ…。」



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