空 7

ん〜  2007-09-16投稿
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「車の鍵見なかった?」
彼女は、俺達にペコッっと会釈してお母さんと話しをしていた。
「…」サトシもただ、ボーっと目で彼女を追っていた。
「サトシっ!」¨ペシ¨っと、リリちゃんが頭を叩いた。その音で周りの時間が動き出した気がした。
「ほらっ!タカシ君も!ヨダレっ」
「えっ!?」俺は、慌てて口を拭いた。
「あははは。冗談だよ♪ボーっと口開いてたよ。」
俺の顔が真っ赤になったのがわかる。サトシやリリちゃんに気付かれそうなので、おしぼりで顔を拭いた。
「お前は、営業回りのオジさんかよっ!」サトシが余計な突っ込みを入れてきた。俺の顔が、おしぼりの奥でまた、熱くなる。
「リリ。おはようっ♪その人がサトシ君?」おねぇさんの声が聞こえた。
「そうだよぉ。このバカっぽいのがサ…」
「おはようございます!サトシです♪」まだリリちゃんが話しをしてる途中に入ってきた。
「バカっぽいのはタカシだろ?」また余計な事を。
「あはは」おねぇさんの笑い声が聞こえた。
「タカシぃ挨拶しろよ。営業回りのオジさんの真似はいいからさ!」
サトシが偉そうに話しかけてくる。『お前が、余計な事言うからおしぼりから顔離せないんだよ!』少しサトシに怒りが込み上げた。
「あはは。おはよう♪」おねぇさんが話しかけてきた。
俺は、おしぼりから顔を離し、おねぇさんに…「ぉはゅうござ○℃£¢す」もう自分でも何を言ってるのか、意味がわからなかった。



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