空 18

ん〜  2007-09-17投稿
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俺のテンションは最高に上がっていた。
カナエさんと付き合えた事で、周りの景色が変わって見える程だ。
毎日くだらない授業の筈なのに、今日は楽しくて仕方がない。
「タカシぃ。おねぇさんと、どうなの?」
「えっ!あぁ付き合ったぜ!」
「マジかよっ!良かったな!よ〜し。じゃ今日は、タカシ家で祝い酒だな!」
「なんでだよっ!今日はリリちゃんの家行かないのかよ?」
「なんだ。知ってたのか?今日は、タカシの親父さんにも会いたいしさ。」
「なんで親父?」
「いいから?♪」
という事で、サトシが久しぶりに、家に来る事になった。


「ただいま〜♪タカシ入れよ!」
サトシが、元気一杯に挨拶をして家に入って行く。
「おじゃましま〜す!サトシ家の玄関、俺の家と同じだね♪っておい!ここ俺の家!」
「…。」
「〜シカトかよっ!…ただいま。」
サトシに続いて俺も家に入る。
家の奥からバタバタと足音と共に、「サトシ君!久しぶりじゃない!元気してた?」
俺のかぁちゃんだ。
「あれっ?おねぇさん?タカシにねぇちゃん居たっけ?」
「やだ〜♪サトシ君たらっ!」
かぁちゃんが、おもいっきり、サトシの肩を叩いた。
「あっ痛っ!その馬鹿力は、おばさん。若返りましたぁ?お久しぶりっす!」
「お前、うちのかぁちゃん馬鹿にしてんだろ?」思わず吹き出した。
「いや?♪おばさん。おじさんは何時頃帰ります?」
かぁちゃんは、時計をちらっと見て。
「もうすぐ帰ってくるよ。サトシ君もご飯食べて行く?」
「はい!ごちなります♪タカシも食べて行きなよ♪」
サトシは、テンションが高かった。
「ここ。俺の家だっての!」

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