俺達は、車でドライブをしながら、リリちゃんとサトシの赤ちゃんの話で盛り上がっていた。
「しかし、可愛いよなぁ。リリちゃんの子供」
「サトシ君とのでしょ!」
「いや?あんなに可愛いから、サトシの血は入っていないでしょ♪」
俺はふざけて話をしていた。
「タカシは、どっちがいい?男の子と女の子?」
カナエはニコニコしながら聞いてくる。
「ん〜やっぱり女の子じゃないかな?カナエみたいに可愛いくなりそうじゃない?」
「女の子は父親に似た方が、いいんだよぉ」
少し膨れて話すところが、可愛く見えた。
「じゃ!カナエは?」
「私は、男の子!あっ!でもタカシに似て、アホっぽい子なったらどうしよ…なんてね♪」
俺は、一瞬真面目に凹みそうになった。しかし、カナエの笑顔を見たら、一瞬にしてテンションが上がった。
「でも、私も女の子がいいな♪凄い大きな夢を持って、それで夢を叶えれる子供になって欲しい♪」
俺は、カナエといれて本当に幸福だと思った。
「タカシぃ。久しぶりにあの公園行かない?」
「いいよ。」
俺は公園に車を走らせた。
公園に着くと、雪が降ってきた。
今日は、風があまり強くないので、雪が積もりそうだった。