パーティーLife

徳田 Zen  2007-09-20投稿
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真紀はゆかりさんとあたしに支えられながら、2階の真紀の部屋にもどった。

真紀をベッドに座らせると、
「真紀ちゃん、偉かったわ。」
と言って、ゆかりさんが真紀を抱き寄せた。


「おかまに褒められても、嬉しくない・・・よ。」
真紀はそういうと、泣きだしてしまった。


「あら、感動して泣きだすなんて・・・。
意外と真紀ちゃんって、かわいいところあるじゃない。」

ゆかりさんはそういって、真紀をからかった。


「あたしはいつだって、かわいいの!」
そういうと真紀は、ゆかりさんにしがみついて泣きだした。


あたしは気をつかって、真紀の部屋からリビングに行った。


しーちゃんがあたしの顔を見るなり、
「真紀ちゃんの様子は、どう?」
と、真紀のことを聞いてきた。

あたしはまさか泣いているとは言えずに、
「今真紀をベッドに寝かせてきたんだけど、心配だからゆかりがついてるって。」
と、嘘をついた。

「ゆかりさんがついてるなら、安心だね。」
しーちゃんはあたしの言葉を信じて、安心したようす。



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