私は後ろから来た誰かを刹那と思った。
(謝りに来たのかな?私も大人気なかったしね素直に謝ったら許してやるか)
「何の用よ?刹那」
その時振り返ったのが間違いだった…そこにはフードを被った刹那とは似つかない細いががっしりとしていた体付きの男がいた。
「…君、誰?」
そう聞いた瞬間その男が私に襲い掛かってきた
「ちょっ!…ちょっと何するのよ?」
そんなことお構いなしに男は私の制服を破ろうとしていた。
(ヤバイ、犯される誰か助けて…助けて刹那!)
そう思ったものの恐怖で声が出なかった。抵抗しても何も出来るはず無かった…(今までの罰が当たったのかな?神様、本当にいるなら助けて!助けてよ…刹那ごめんね叩いたりして)
私が抵抗していると後ろから誰かの人影が見えた。
あの背の高い人影は間違えるはずが無い刹那だ!
私は声を振り絞って叫んだ
「助けて!!刹那〜!」
つづく