運命の胎動〔５〕
二十分前…
ジェイド「ハァッ……ハァッ…。」 アルグレイ「衰えたな……ジェイド……。」 アルグレイが鎌を地面に刺す。
ジェイド「……私は……ここを禁断のエリアにされ……ワームと化した仲間の為にも………負ける訳に………負ける訳にはいかんのだ…！！！」
ジェイドがレイピアを地面に刺す。
アルグレイ「へぇ……お互いに最強の必殺技でケリをつけるつもり？」
ジェイド「これ以上…！構ってる暇は無いっっ！！！」
アルグレイ「よかろう。」
ジェイドとアルグレイの手から、オーラが発する、お互い、左手から出ている。
そのオーラを自分の武器に突き付け、お互いに叫んだ。
ジェイド「ブレイズゴッド！」
アルグレイ「アビスシャイン！」
光の槍が、放たれ、お互いの槍がぶつかりあい、物凄い音を発てながら爆発する。
そして……
後に…この戦いは…物語に深く関係する事になる…………
現在…
サイコ「……現場に…ジェイドの…マスクが落ちてたのか…。」
ルルス「ええ…このマスクは彼がもっとも大切にしていた物よ……彼は強かったのに………なのに…………くっぅ……」
会話の途中で、ルルスが涙を流す。
セイム「ルルスさん……ジェイドさんの事は気の毒でしたが……Ｃエリアの現状を御教え下さらないでしょうか？」
ルルス「あぁ…Ｃエリアは今は大丈夫よ…全部始末したわ……、昨日の明け方に始末したの……それで…ジェイドの噂を聞いて………。」
少し鼻声のルルスがその時の現状を懸命に語ってくれた。
クリス「じゃあ……私達は…Ｄエリアに行きます…。」
ルルス「ええ…気をつけて……また何かあったら連絡してちょうだい……？」
ヴァイス「承知した。」
ルルスが画面から消えて、マップが出る……。
…………
サイコ「よしっ……行くか………。」
セイム「それにしても奇怪だね……次々と重なりすぎじゃあないか？」
クリス「うん……何か……変な感じだよね……。」
サイコ「まるで運命が俺達を………誘ってるような感じだよな…。」
セイム「これは序章にすぎない、まだ何かあるだろう…。」
運命の胎動
終了
次回
歯車は止まらない
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