「綺麗な学校だね…絵里香、私はこの部室にいるから、授業いってきなよ!」
私は絵里香の、そしてあいつの学校に来ていた。
「うん。とりあえずここ、部活が始まるまで誰もこないからさ」
そう言って絵里香はいつもの可愛らしい笑顔で部室を出て行った。
「う〜ん、どうしよ!?勢いで学校まで来ちゃったけど…あんまりウロウロできないしなぁ…」
でもなんか、私、高校生してるじゃん!ちょっとテンション上がってたら、棚に頭ぶつけた…
ゴンっ!!
「イテテっ」
はぁ、相変わらずドジな私。
「誰かいるの?」
ヤべっ!誰か入ってきた!