片思いの先は…20

梨央  2007-09-22投稿
閲覧数[327] 良い投票[0] 悪い投票[0]


「ここからは俺に言わせて?」

うんっと頷く。


「俺はお前が好きだ」

「先、生っあたし、もっ」


「ありがとう。………でもな俺、宮下に謝んないといけない事があるんだ。」


「な、にぃ?」


「あぁマジ可愛いしっ(笑)あのね、俺、まだ辞めないんだ」


えっ!?
涙が止まる。

先生から離れて冷静に考える。


「どういう事ですか?」


「いやぁ!佐藤にさ、「辞めるんですか?って聞かれたら悲しそうな顔で、あぁ。と答えて下さい」って言われたんだよね。」


「舞希が?」


「そう。」


『舞希の奴!明日覚えとけよ!』


「でも、勘違いしないで欲しいんだ。俺がお前好きなのは本当だから!」


嬉しいけど、舞希がムカつく!!


「先生!あたし用があるんで帰りますね?」

「分かった。でもさ、2人の時は敬語使わないでね?」


なんて顔赤くして言うもんだから私まで赤くなる。


「分かった。」


「気をつけろよ!」






嬉しい♪
「私の彼氏は…生物担当の佐伯先生です」

なんて言えるんだ♪




『そういえば学校は?ばれたら辞めちゃうの!?明日聞かなきゃ』



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 梨央 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
激カワスパッツで手軽
にシェイプアップを♪


▲ページトップ