新章…歯車は止まらない [1]
俺は…刻々と度重なる運命に……何かを感じていた……まるで……そう……歯車が回るような感覚を覚えてる……。
次に何が起こるのか…誰が死ぬのか……そして俺が消えるのか……。
まだ分から無い、まだ起きて無い、まだ死んで無い、まだ消えて無い、まだ回りかけてる歯車を止めるスベは分からない。
今俺達はDエリアにいる……プロテクトエリアを通過し、Dエリアに入ると、目茶苦茶暑かった…。
すぐさま防寒具を外す……!
セイムの服は結構軽装だった。
白いTシャツに黒いジーパン、Tシャツにはゴッドと英語で書かれて…そしてベルトに付けれるバッグ…、ヴァイスはパーカーを改造したのか、袖が二の腕まで切られている。
ズボンは片方のスソは片膝まで切られていた、もう一方の足は普通で、切られてない。
クリスは半袖半ズボンで、上赤下水色のシンプルな服装だ。
俺はTシャツの上にさらにシャツを着てる服、ズボンは青いジーパンだ。
ヴァイス「あ……暑いな……。」
サイコ「アスファルトに熱がたまるから……暑いんだよ……。」
クリス「コン…ビニ行っ…て…涼ま…ない?」
セイム「良……いね……。」
サイコ「嘘だろ!?」
セイム「コンビニが……あ!!」
クリス「開いていない………。」
?「ふふふっ………哀れだナ……。」
ヴァイス「誰だっ!姿を表せ!」
?「まぁ……あせんなっテ……。」
ビルの下から人影が近付いて来る。
サイコ「っぅ!?」
?「ン?コスカ……!?何故群れるのを嫌うお前が……仲間といるンダ!?」
サイコ「[まただ……また俺をコスカと間違えやがった……]」
?「俺を覚えてるカ!?シュウだ!!豪火の秀才のシュウだよ!」
サイコ「悪いけど俺……」
シュウ「ン?」
サイコ「俺…!今ここで…!お前を殺さなきゃ…!どうにも心が落ち着かねぇっっっ!!!!!!!」
シュウ「コスカ…じゃあ無いナ…!?」
歯車は止まらない 続く