助けて と叫んだ声は
遠くに響き
返ってくる声はなく
うずくまるしかない
毎日
同じことを繰り返して
目の前に映るもの全てが
何なのかさえ
分からなくなる
何が起こっているの?
その過程が分からず
結果だけが
押し寄せて
立つことも
食べることも
出来なくなる
僕は喋ることを
許されなかった
僕は拒むことを
許されなかった
僕は選ぶことを
許されなかった
僕は…
僕は…
僕は何故
生きることを
許されているの?