梓の言おうとした言葉を必死で止めた「どうしたの?」梓は驚いた顔で僕を見ている「それ以上言わないでくれ…」自然と涙が溢れた梓の不安が痛いほど伝わったからでもその言葉を言ってしまったらもう二度と梓と笑いながらこの星を見れないと思った。 それから沈黙のまま僕は梓を病院に送った、僕が梓に背を向け帰ろうとすると梓は言った「さっきはごめんね。」僕は無言で首を振った「また明日も来るから。」そう言って僕は家路についた。 8月31日曇/雨 夏休み最終日 今日は朝から蒸し暑く、太陽の光も厚い雲に覆われてい
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用