あいつ

華恵羅  2007-09-28投稿
閲覧数[133] 良い投票[0] 悪い投票[0]

私とあいつの目が合うと
そらすことしか出来ないし
私とあいつの席が前後でも
喋ることすら出来ない

でもね

目が合うのは

必死に君を見てたから

喋れないのは

恥ずかしくて

緊張して

どきどきが止まらないから
プリントを配る時

一瞬私がいるのを

確認してくれるとこ

ありがとッとか

ばいばいッて言うと

おうッて

小さな声で呟くとこ

犬みたいに笑うとこ

小さな小さな出来事が

大きく大きく私の心を

揺れ動かしてく

いつからだろう?

いつか一緒に

帰れるといいなあ



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 華恵羅 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ