「すいません…」
学生はぁたしを見て舌打ちをした。
それだけか…
っとホッとしたのも束の間、学生はぁたしを抱き寄せて来た。
ぁたしが抵抗しようとすると、睨んでくる…。
スカートの中に手を入れて来ようとした瞬間、
「止めろよ」
学生は顔を真っ青にして人を掻き分け電車の奥に逃げ出した。
「ありがとう…」
と、言いかけた時気付いた。
「彼」だ!!!!
ぁたしは自分でも分かる程顔を赤くしていた。
「大丈夫だった??」
硬派な感じな外見とは裏腹に、少し軽薄そうな喋り方。
そこが少しぁたしのイメージと違っていたけど、優しいのは変わりなかった。