桜?

king  2007-09-30投稿
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春、雨にうたれて桜の散る日。お通夜は開かれていた。
笑顔の奴も普段通り世間話をしてる奴もいる。実感がわかない。だか確実にお通夜が行われていて中に入ると棺がある。その中に桜井がいるなんて信じられなかった。

お通夜では桜井が好きだった曲が流れていてその中にケツメイシの『トモダチ』があった。
『ずっと友達だが時はたち離れた街と街で別々の道』僕は僕の道を歩き始めた。桜井は歩くはずの道を歩けなかったのか?それともこれが彼の道だとでもいうのか? 頭にはそんなことばかりが巡った。

最後に桜井に会える時間があった。棺で横たわる彼をみて初めて彼の死を理解した。同時に色々な感情が爆発したように沸き上がり、涙がしばらく止まらなかった。



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