午後11時ちょうど、ドアのベルが鳴ると妙な高揚感に背中を押されドアの前に立っていた。ドアのスコープを覗くと綺麗なロングヘアーの女性が立っていた。恐る恐るドアを開けようとした時向こうから強引に開けてきた。困惑している僕に彼女はすかさず名刺を差し出してきたのでとりあえず職業を拝見すると『革命家ガラクタ王社』『社長 ガラクタ王二世』と書かれている。「革命家ですか・・・」と、僕がこぼすと彼女は手を差し伸べながら「堕落した社会をぶっ壊そう」と、顔に似合わない事を言うので呆気にとられていると彼女は無理矢理腕を引っ張るとチクリと痛みがするので手を見てみると小さな針が刺さっている事に気づいた。だがそれに気づいた時には地面が目の前にあった。