殺伐とした日々も 君の目の前も 夜明けに写した写真の中に収まった 下らない世の中でもある 時が過ぎて夕立は夜を照らしてる 渇いた光で静まりかえる街先 寝転んでそんなことを確かめた すぐに信じ込んでも向き合えるのは かばんを振り回して歩く 影くらいだろう 涙を忘れた世界は 風通しが悪くて 笑ってなんかいられない 君が落としたポシェットを 玄関先にぶら下げておいたから 今日もそんなところだ
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