背が伸びぬ 暗い春を 迎えれば 願い合わせる 小さきたけのこ 道端に もどかしく咲く 白綿毛に 風は来るさと 人は去り行く 星空を 眺めて落ちる 茶色帽 拾って気づく 水面夜空 天の川 月の光に 照らされて 夏か秋かも 分からぬ夜空 秋入りて 狐ヶ峰は 赤入りて 道先眺める 日々の山色
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