ほら、いつもの朝がきたよ…
ちょっと前まで朝の太陽の清々しさとか凜とした空気の気持ち良さとか全然感じてなかったんだよ、もったえないよね!もっと大事に一瞬一瞬を身体で感じてればよかったよ、朝がこんなに素晴らしいとは思わなかった…
君が居てくれたから気付けたよ、本当アリガト
また「アリガト」って言っちゃった、でもしょうがないぢゃん感謝する事ばっかりだから、もっともっと「アリガト」って言わせてよ…
君に出逢うまで僕の世界はモノクロだった…
モノクロの世界の中で偽りの幸福をひたすら身体に流してた…
汚れた幸福で心を満たしてた…
金で買える幸福なんて存在しないのにね…
馬鹿だよね、偽物の幸福が渇いたら出口には冷たい暗闇しか残らないのに…
でもあの日、君が道標を付けてくれた先は別の場所だった…
気付いたらそこは眩しい位の光で溢れてて、暖かくて綺麗な雨が降り注いでたよ
僕の手の甲に落ちるその雫は暖かくて、何故か胸が苦しくなった…
苦しくて本当に苦しくて涙が出た…汚い涙全部出た
今でも手の甲に残ってるよあの暖かさ…もう絶対忘れないから
僕の世界に綺麗で素敵な色を描いてくれた君に
「アリガト」