こころの鍵〔1〕
雨の中、俺は歩いた。
ビルの手前でたちどまる。
?「マスターcopyの主格よ、よく来た………。」
??「誰に言ってるんだ?俺か?サイコか?」
?「もちろん君の中のもう一人の君に言ってるのだよ。」
ビルの真下で、俺はビルを見上げた。
雨が目に入る、目を閉じる。
??「…………誰が何を言っても…………、俺は俺だ…!」
?「マスターの存在を否定するのかね?」
??「やめろっ!!もうアイツの事は言うな!俺は俺なんだ!」
?「…………なら………条件がある……。」
??「ふざけるな………!俺は…………あんたの言った事を実行したくないんだ!」
?「おや………噂をすれば………。」
??「!!!」
??「…………サイコッ………!!」
サイコ「………Åス¢………。」
??「………教えてくれよ………………お前が選ばれた理由をっ…!!!」
Åス¢が、剣を振りかざす。
サイコも振りかざす。
そして……二人は斬り合った
サイコが後転をし、Åス¢の一撃を受け止める。
カウンター攻撃で、Åス¢は上空にはね飛ばされる。
??「…………そうか………わかったよ……サイコ………。」
??「バルハラは…死んだ……ベルも死んだ…………リーダーも死んだ…………何故だと思う………?…………俺が裏切り者としてみんなに襲われたからな……返り討ちにしたんだ。」
サイコ「……知らない。」
?「鍵を持つ者が争うとどうなるか…。」
こころの鍵
記憶の断片