恐怖の館【序章】

朱雀  2007-10-03投稿
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僕の元に差出人不明の手紙が届いた…とある館への招待状だった。場所はここから然程離れていない所に建っているらしい…僕は気になったので行くことにした。これから悲劇が起こるとも知らずに…

僕は準備に手こずって家を出るのが遅くなってしまった。急ぎ足で館へ向かっていた途中で人がいた…彼が云うには、同じ館へ招待されているらしい。自己紹介をしながら館へ一緒に行った。すると、あっという間に館へ着いた…


館に着くなり彼は「この館は古い造りだなぁ!来て良かったよ」と喜んでいた。けど僕は『空気』が重くなった気がした…彼と一緒に館へ入った。「あれ?お前も招待されてたんだ。」と聞き覚えのある声が聞こえた。同じ大学に通っている友達だった。「それにしても誰なんだろうね。この館の館主は…」と皆に聞いてみたが分からないらしい。しばらく待っても館主は現れなかった…僕たちは帰路に着いた。しかし、いくら歩いても同じ場所。館の前の道に戻ってしまう…仕方がなく館へ戻ることにした。玄関の扉には先ほどまで無かった紙が貼られていた。「ここから出たければ次の、日没まで耐えよ」と書かれてあった。『気味が悪いな』と感じた…今日はもう夕方だ。次の日没といったら次の日までは出られない。皆は「仕方ない。一晩この館で過ごすか」ということで決まった・・



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