亡き最愛の娘へ

平成の忍  2007-10-03投稿
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仕事も終わり今日も帰り道あの場所へ向かう。
途中必ず、いつものお店でいつものおばちゃん。
僕が食べる訳では無いのだがいろんな駄菓子をとくいに買い込む。

そしてまた車に乗り込み目的地を目指す。
夕日が眩しい、いつもの砂浜『さぁ着いたぞ』必ず口にする独り言だ。

生きていればもうすぐ三歳になる娘との思い出の場所。

僕と彼女の秘密の場所は一年経っても綺麗な真っ赤な夕日が沈んでいく。


ここならば誰もいないから思いきり泣ける。
でも僕は一度もここでは泣いた事は無い。

これからもずっとここでは泣かないと決めている。


みんな愛する人はいますか。
大切に愛してあげて下さい。



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