紅葉したもみじの葉を手紙に入れてみましょう。
ついでに落ちたてのどんぐりも入れてみましょう。
もみじの葉の裏に文字を馴染ませると相手は気付いてくれると思いますか?
あなたがその言葉に気付いた時にはもう枯れてしまっているんですか?
私はあなたのことを覚えています。あなたは覚えてくれてるよね?
たとえその考えが間違っていたとしても
あなたの分身はいつもやってくる。
そう思うことをどうか
認めてください。
必要としてください。
外見は変わっていても本当の、真ん中の心はまだあったかいよね。
片時も離れずに
冷めてしまった私を
あの時のように優しく
どうか優しく
抱きしめてくれませんか?
季節は秋
気持ちは紅葉し、北風に舞うもみじのように…