裏道5

寺北  2006-03-18投稿
閲覧数[545] 良い投票[0] 悪い投票[0]

総二は顔は男前のほうではないが、明るい性格いとおしゃれな外見をしている為、そこそこ女の子にもてた。初めて彼女ができたのは中二の時、修学旅行の出し物の練習を放課後にやっていた時、クラスの人気者だった三浦理恵という女の子が総二の事を好きだという噂が流れた。総二は別の女の子が好きだったのだが、噂を耳にしてからというもの変に意識してしまい、気付いたら周りの友人からせかされて告白した。もともと仲は良かったし、たぶん好きなはずたと自分にいいきかせた。返事はOKだった。それから付き合うようになったが、付き合うと言ったってキスもしてないし、もちろんその先だって。ただ授業中の手紙のやりとりや一緒に帰る程度。頑張って手はつないだが、その程度でいっぱいいっぱいだった。クラスメイトにひやかされたりするのは恥ずかしかったが楽しかった。一ヵ月くらい立った頃、付き合う前に好きだった女の子の事を彼女に知られてしまい、「本当は私よりその娘のほうが好きなんでしょ」と一方的に言われた、否定したのだが彼女の妄想から始まった疑いは解けることなく、あっさりと振られてしまった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 寺北 」さんの小説

もっと見る

ミステリの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ