海のずっとずっと深く。人魚達の住む城。アトランティカがあった……。
そこには、もうすぐ16歳になる。トリトン王の末の娘リアナがいた。彼女の歌声は、どんな人魚にも負けなかった。
しかし…あるとき陸に上がるのは禁忌とされてきたが…リアナは、海の上に上がってしまった…
そして……一人の王子に恋に落ちた…。
リアナは、海底の魔女に人間にしてと頼んだ。
リアナは、声と引き換えに人魚になった。しかし王子が自分を愛してくれなければ…三日目の日没に…泡にって死んでしまうという……。
リアナは、王子に拾われ…王子につかえる特別な女になった。
しかし王子に愛されたのは…隣の国の姫君だった……
リアナは、三日目の昼王子の部屋に入った。
「リアナではないか…どうした…」
「………」
リアナという名は王子がリアナの口の動きだけで当てたのだ。(スゲー王子だなおい……BY作者)
リアナは、泣きながら王子にキスをした…王子は、何かを察したのかリアナを抱きしめた。そしてリアナに深い深いキスをした。