空と海と大地よ、全部なくなれっ!第?話

L  2007-10-07投稿
閲覧数[526] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ふと見上げると、そこには私の好きな人が立っていた。

えっ?まじで?
あっこんな近くに…
「なに下らねえこといってんだよっ!!」

「べっ別に私は…」
ユズキさんは気まずそうに続けた。

「本当のこといっただけだもん…」

「あっあのっ!」

私は思わず、声をかけてしまった。
これまで抑えていた気持ちを吐き出すかのように…

「私がしつこく聞いちゃったからいけないんです。」

「ごめんなさい!」
これまでこんなに素直に人に謝ったことなんてないのに、謝ってしまった…

「なんだ?おまえ誰だよっ!?」

「あっあたしはっ!!」

言いかけたその時、
「めんどくせえから帰るわ、オレ。」
と、その場を後にする彼。

「勝手にすれば!」
ユズキさんは彼の去りゆく背中に叫んだ。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 L 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
カレが離さない唇★
★人気の魅惑グロス


▲ページトップ