「…二人とも……な、仲良くしようよ!!」
「…」
「俺は…二宮繭莉さん……」
「えっ……」
「…貴女が………好きです!!」
繭莉の顔が赤くなる…
「で、でも……」
「俺は…貴女と昔会った事があるんです…」
「えっ…」
あれは…小学校の二年の夏休み…
俺は、叔母の家に遊びに来ていた…。その時貴女と会ったんだ…
「ねぇ?お名前なんていうの?私は、繭莉!二宮繭莉だよ。」
君は満面の笑顔で言った…一目惚れだった…
「こっちがね五條裕紀だよ。」
「…」
「お、俺は…末本林瀬…です。」
「よろしくね!林瀬君!!」