わかってる…でも君を愛してる…

ぱぱまん  2007-10-07投稿
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この話は……ある禁断の二人のお話です。
≪高山宏人≫
主人公は高山宏人…ごく普通の高校2年生。身長は183と長身である...
≪幼き日≫
宏人は小、中学校ではあまり街中でない学校に通っていた。
小学校の頃は毎日のように友達と遊びまくる。という少し悪戯好きのガキだった。
そんな悪戯なガキでも恋をした…
恋の相手は隣のクラスの峰田愛。
けれど宏人は幼すぎて…

告白できずに時は経った...
≪中学生≫
中学生になった宏人。
周りとはすぐに打ち解け、小学の時と同じクラスの中心的存在だ。
ただ一つ、違う環境は峰田愛が同じクラスだという事。
宏人は気になってしょうがなかった…
ある日、あまり女子とは話さない宏人が珍しく女子に声をかけた。
「あ、あのさぁ。同じクラスになったね!…えと、よ、よろしくなぁ!…」
そう、声を掛けた相手は峰田愛だった。
「よろしく…」
愛はあまり興味なさそうに答えた。
「じゃ、じゃぁな」
宏人はそう言ってその場を去った。
宏人は小学校の頃、峰田愛に話し掛けた事さえなく、今の会話が初めてのやりとりだ。
≪告白≫
宏人は小学校からサッカーをやっていたのでサッカー部に入った。
ある日、普段通り学校の授業を終え、部活をやっていると、グラウンドの向こう側から声が聞こえる…
「宏人く〜ん。頑張ってぇ!。」
…宏人はこの声が誰かわからなかった。
部活が終わり、ひとりで帰り道を歩いていると後ろから声が聞こえる。
「ちょっと待って〜」
…どこかで聞いた事のある声だ…そうだ、さっきの声、宏人はふと思いだした。
その声の持ち主はこちらに向かって走ってくる。「ハァ、ハァ」…
宏人はどこかで見た事のある顔だと思った。
「あたし、隣のクラスの沢元千里!」
千里が言った。
「は、はぁ」
宏人はよくわからないまま答えた。
「まぁ、あたしあんたの事好きなんだ。だからよろしく!」
満面の笑みで千里が言う。
宏人はまだ意味がわからない。というか、こいつ頭おかしい。とまで思っていた。いきなりすぎる。…宏人はどう答えていいかわからず、走ってその場を去った。
宏人は家に着き、さっきの事をずっと考えていた…
あれは、俺にたいする告白だったのか…
それとも、馬鹿にしてんのか…
結局わからず、宏人は眠りに着いた。
そして、一週間後、隣のクラスだと言っていた千里が、宏人のクラスに来て宏人を校舎裏に呼び出した。

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