「あれー?
チビッコ達はどこへ行ったんだぁー?」
麗奈の高校の親友である幸村美姫(さちむらみき)
は、はなぞの保育園の広場を見渡すが砂場にも滑り台にもシーソーにも子供達の姿は無い。
「今日は運動会の振替えの休園日らしいけどだれもいないのはおかしいよね?
孤児院と一緒になってるんだし…
中で何かやってるのかな…」
「取り合えず職員室に行ってみよ麗奈!!」
「うん!」
二人は職員室へと向かった。
*
「あら麗奈ちゃん、美姫ちゃん。」
「「田村さん。お久し振りでーす。」」
職員室に向かうと二人を白翼人の保母さんが出迎えた。
「いつも来てくれてありがとね…
あなた達が来ると皆喜ぶのよ。
まぁ今日は先客がいるけど。」
「いえいえ…
それより先客って?」
麗奈は田村に尋ねた。
「園長先生の息子さんでね…
あなた達は会った事が無いだろうけどその二人もたまにウチに来て子供達の相手してくれるのよ…
ちなみに二人とも超イケ面よ!!」
「へぇー園長先生の息子さんかー
どんな人だろう?」
麗奈も美姫も興味津津だ。
「園長先生もその子達も今はひまわり組の教室にいるから案内するわ。」
*
『子供は恐ろしい…』
龍華はそう思っていた。
一方エルファは子供達にトランプやコインを使った手品(もちろん魔法は使っていない)で子供達を魅了している。
そして手品が良く分からない子供や龍華に遊んで貰いたい子供は龍華にじゃれて来ている。
『あいつ…手品なんて何処で覚えたんだ?
魔力が感じないからマジでやってるみたいだし…』
「せんね〇ごろしー!!」
ブス!!
某忍者漫画の体術…浣腸が深々と突き刺さった。
「痛ってぇー!!」
クリーンヒットして龍華は尻を押さえてうずくまる。
「ねー遊んでよー。
クロちゃーん。」
クロちゃんとは勿論龍華のニックネームである。
「だからって浣腸はないだろ…
ってお前!!背中に乗るな、足の裏くすぐるなー浣腸するなー!!」
下に続く